シューツリーが縮まない

シューツリーのバネの縮みがきつい、なんなら縮まない。。。
皆さんこんな経験したことありませんか?
私はちょびちょびあります。
いつも力を込めてむりやり靴にねじ込んでいたのですが、先日サフィールさんのインスタライブで解決方法を学びました。
今回はそんなニッチなお悩みを持っている方々に捧ぐ記事です笑
めちゃかんたんなのでぜひ!

目次

シューツリーのバネのケア

実際にバネの縮みが悪い/きついシューツリーを例にして解決方法をご紹介します。
こちらのツリー、片方は問題なく稼働するのに片方は縮みがめちゃくちゃきついのです。

靴磨きするときに使うことが多いスポンジツリー

現状の確認

通常、シューツリーの伸縮はある程度の力がかかれば滑らかに動作するものだと思います。
実際の動作は画像のとおりです。

通常のツリー:力入れていない状態
通常のツリー:力を入れた状態(縮んでますね)

問題のシューツリーは上のツリー以上に力を込めてもほとんど伸縮しません。

問題のツリー:力を入れていない状態
問題のツリー:力を入れても縮まない
(負荷かかりすぎて軸がやや曲がってる気が)

原因と解決策

これはたいてい、ツリーの中のスライドする部分がうまく動いていないことが多いそうです。
つまり、スライド部分を滑らかに動作すればいいということ。
そこで使用するアイテムがこちら!

グリススプレー

こちらはグリススプレーという物です。
ホームセンターとかで300円~500円くらいで売っているかと思います。
油のスプレーは液体を吹き付けることが多いのですが、グリススプレーは液体というよりはもう少し固形物(といってもゆるめです)といった感じです。
特徴としては固形物のためその場に留まりやすく揮発しづらいことです。
つまり、ツリー内のスライド部に吹きかけてもツリーから液漏れしてツリーを入れた靴のインソックスにシミをつける心配が少なく、ツリーの動作を長期間滑らかにしてくれるということです!

実際にやってみる

それでは実際にケアしてみましょう!
まずはツリー内のスライド部を確認。

中の横軸を確認できますね

ここらへんがスライドしてるんだろうなってところにグリススプレーを吹きかけます。
吹きかけるのはほんと一瞬でOKです。
半プッシュ手前くらいを0.1秒くらい吹きかけるほどです。
吹きかけすぎるとツリー内がベタベタになってしまったり、グリスの量が多すぎて液漏れしてしまうかもしれませんので
本当に一瞬でOKです。
※一瞬やって効果ない場合はまた後で足せばいいだけです

だいたいの場所でOK

作業した結果

実際に吹きかけたあとですが、本当に縮むのか。。。
緊張の一瞬です。

注:先ほどと力の入れ方は同じです。いや、むしろ弱いくらい。

。。。
え?
めっちゃ縮むやん笑
これ、「お前の力の入れ方のさじ加減だろ!」と言われそうなのですが、本当なんです笑
1発でこうなるツリーもあれば、最初ちょっときついから2~3回スライドさせてなじませればこうなるツリーもあると思います。
(ちなみにこのツリーは一発でした)

まとめ

いかがだったでしょうか?
嘘みたいな話ですが、本当の話です。
めちゃくちゃスムーズになりました。ありがとう、インスタライブしてくれたルボウさん。
※ルボウさんはサフィール製品をはじめシューケア用品を販売する会社さんです
他のツリーもバネ式はだいたい同じ構造だと思うのでお悩みの方はぜひお試しあれ!

最後までお読みいただき、ありがとうございまいした。

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この記事を書いた人

岩手県在住30代おじさんの私、ちゃんぷの趣味である革靴/靴磨きを中心としたブログです。
『おれがチャンピオンだぜ!』という意味で『ちゃんぷ』と名乗っているわけでは決してなく、昔私の本名を誤訳してつけられたあだ名を気に入ってそのまま使っています。

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